台風などで自動車が大破した場合はどんな保険なら適応? - ニュース総合掲示板|爆サイ.com関東版


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台風などで自動車が大破した場合はどんな保険なら適応?
台風などで自動車が大破した場合はどんな保険なら適応?
■事故以外のケースでも役に立つのが「車両保険」
「対人・対物で73.8%、車両保険で43.2%」

このデータを見て「ギョッ!!」とする人は多いはず。

これは日本損害保険協会が調べた、自動車保険への加入率なのですが、実に1/4以上の人が、対人・対物保険未加入の車を乗り回しているという事実。

そんな無保険車と事故を起こしてしまったら、その後の示談や補償の交渉は難航するの間違いなし。

いくら自賠責保険があるとはいっても、かなり不安を感じる数字といえるでしょう。

そして、車両保険に加入していない人は実に半分以上。

確かに自分の車を壊してしまっても修理費を難なく払えたり、新しい車を購入してしまえる人には必要がないのが車両保険かもしれません。

しかし、そうではない人にとって必要なのが車両保険。

特にローンで車を購入した人にとっては必須、さもないと車が失われてローンだけ残るばかりか、新しい車を購入するにも、またローンを組まなければならなくなるのです。

加えて、忘れてはいけないのが車両保険は、色々な場面で役に立つということ。

事故で車がキズ付いたとか、壊れたりとかいうケース以外でも、役に立ってくれるのが車両保険なのです。

■★台風が原因なら車両保険が補償してくれます
車両保険が補償してくれるのは自分の車。

車をぶつけられたというケースだけでなく、自分で勝手にぶつかったという自損事故でもカバーしてくれるもの。

他にも、近所の子どもに車にボールをぶつけられたとか、落書きをされたというケース、誰かに車を盗まれてしまったというケースでも補償は出るのです。

ならば、今回の台風21号のような天災はどうでしょうか?

大阪市内の駐車場では、強風で吹き飛ばされて大破した車が多数。

哀れな姿になっていましたが、こんなケースでも補償してくれるのが車両保険。

強風だけでなく、台風が原因の水没や高潮にも対応していますので非常に心強いのです。

■地震に対する備えなら、別途「特約」が有効です
ならば、近所で起こった火事に巻き込まれて車が燃えてしまったケース。

この場合も補償してくれるのが車両保険なのですが、注意が必要なのは地震が原因の火災は対象外となっていること。

地震が原因で車が大破してしまった場合は、車両保険は対象外なのです。

噴火で大破したとか、高潮で水没したとか、火災で燃えてしまったとしても、それらの原因が地震の場合は車両保険では対応してくれません。

ならば地震への、車の備えはどうすればいいのか?
そこで役に立つのが保険会社によって「地震・噴火・津波車両特約」「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金」などと呼ばれている特約。

車が地震の被害にあってしまったら、あらかじめ決められた金額(50万円というケースが多そうです)が支払われるもの。

出る金額はちょっとへこんでも大破しても、普通の車でもスーパーカーでも変わりませんが、保険料自体は年間数1,000円と手ごろなもの。

地震に備えて検討してみるのもよいかもしれません。

■それでも車両保険が高いと感じるなら?
自動車保険の特約には、地震のときに役立つもののほかに様々なものがあります。

例えば、無保険車に追突されたというような場合に役立つのが「弁護士特約」、損賠賠償請求をおこなう際の弁護士にかかる費用を、保険会社が支払ってくれるというものです。

また保険で修理費が全額まかなわれない場合に役立つのが「対物超過修理費特約」、不足分を一定額まで補ってくれますから、これも役に立ちますね。

しかし注意したいのが意味のない特約。

医療保険や火災保険と補償の内容が重複しやすいのが、自動車保険の特約なのです。

年間数1,000円とはいえムダな出費を抑えたいというならば注意が必要、まあ補償内容が重複していても、2重に補償を受け取ることができるというメリットはありますから、まったくのムダではないのですが。

このように、台風などの災害でも補償してくれる車両保険は、非常に役に立つものなのですが、一方でよく耳にするのは、保険料が高額だから加入していないという声。

そこで1億円のスーパーカーの車両保険は年額でいくらになるか試算してみました。

すると、35歳不担保・15等級という条件でも実に125万円……これに比べれば、普通のマイカーの車両保険なんて安く感じませんか? 一度、検討されることをオススメするのです。
【日時】2018年09月17日
【提供】YAZIUP